コンビニの24時間営業は必要か?メリット・デメリット(深夜営業はもういらない)
コンビニの24時間営業は必要か?
~目次~
テレビやネット、マスコミ等で
コンビニの24時間営業廃止論があがってますが
皆さんいかがお考えでしょうか。
24時間営業は本当に必要なのか?
以前から、この話はあがっていたのですが
東大阪市のセブンイレブンのフランチャイズオーナーの営業時間短縮のニュースで更にクローズアップされています。
コンビニだけに限らず飲食業界も営業の時短をしています。
慢性の人手不足もありますが正直効率が悪すぎるのでしょう。
昔みたいに深夜に人が出歩いたりする事がありません。
若い子の人口が少なくなってます。
このブログでも取り上げています。
24時間営業廃止する事によるメリットデメリットをあげてみたいと思います。
メリット
🌟オーナーさんが心身共に休まる
まず、これに尽きますね。
TVなどの報道でも知られているようにオーナーさんの労働力は半端ないです。
それは、もちろん人手不足からくるもので
いくら募集をかけても人が集まらないという現実があるのです。
都会なら外国人の雇用を勧めて行けばなんとかなるでしょうが、地方では外国人も少なくなります。
結局オーナーさんに負担がくるので
人がいない合間の時間を埋めていかなければなりません。
これが24時間営業を止めて深夜24時から朝6時まで閉めていれば少しでも睡眠時間が取れます。
それと同等かそれ以上に
心が休まります
コンビニの現場に入っているオーナー夫婦は本当に大変です。
中にはお客さんも売上も少なく、暇で取り分も少なく労働時間だけは長く踏んだり蹴ったりのオーナーさんも珍しくありません。
勿論そんな環境のオーナーさんばかりではありませんが……。
🌟人件費が助かる
深夜22時以降の人件費は昼間と比べると25%アップになります。
分かりやすいところで言うと時給1000円だとすると
25%アップで1250円になります。
暇な深夜の時間帯で人件費が高騰するのはお店側としては痛いもんです。
一番暇で一番高い人件費かかかる時間帯を削減出来ます。
🌟光熱費の削減
あくまでも、ざっくりと深夜0時から朝6時までと考えて6時間省エネ経費削減出来ます。
(実際は営業終了直ぐに電気を全て切る訳ではありませんが)
大まかに1日の25%近く光熱費を節約できます。
1ヶ月20万円払っていた電気代が15万になると考えたら大きいですよね。
デメリット
⭐売上が下がる
当たり前の事ですが売上は下がります。
当たり前だろう‼️と言う突っ込みはなしにしてください(笑)
けど深夜の利益率と深夜の人件費を考えるとどちらが得策かよくそろばんを弾いてください。
⭐深夜に仕事をしている方やドライバーさんが困る
世の中の人が全て朝起きて仕事に行って夜帰宅……そんなパターンばかりではありません。
深夜に働いている方がいるからこそ皆さん上手く潤滑していくのです。
そういう方にとっては深夜営業を止めるのは心苦しい面もあります。
⭐深夜のコンビニは防犯に役に立つ
何も無い所に深夜コンビニの灯りがあるだけでホッとします(*^^*)
何かあっても、すぐに飛び込み助けを求めることも無きにしもあらずです。
逆にコンビニの前でタムロしているガラの良くない若者もいたりしますが。
⭐深夜の納品作業
どういう事かと言うとコンビニの納品は1日
3便程あり早朝、昼過ぎ、深夜のパターンが多く、一番荷物が多いのは深夜になります。
やはり、その時間は暇なので荷物を大量に納品し深夜勤務のアルバイトさんに納品、検品作業をしてもらいます。
深夜営業をなくすと、その作業は他の時間帯に回りますので、それはそれで大変です。
~まとめ~
24時間営業だと、深夜でも早朝でも、いつお店のスタッフから電話があるかしれません。オーナーさんは気が気でなく落ち着いて眠る事も心休まる暇もありません。お客様目線で考えると確かに利便性は大きいです。只、我々も24時間営業に慣れすぎ、当たり前になっている所もあるので、それも見直さなければなりません。無かったら無いなりに何とかなるものです。24時間営業の良さもありますが時代の流れと効率、そして長い目で考えれば本部側も時短営業を推奨していきオーナーを、もう少し大切に扱い違う戦略……たとえばAIを導入、無人コンビニを深夜導入するとか、スーパーTSUTAYAも今、セルフレジ、お金の支払いだけはセルフにする……等、コンビニも人を出来るだけ使わず機械化していくようにしていけば人口減少、人手不足にも対応していけるのではないでしょうか。